Sunday, December 23, 2018

カイザリヤのコルネリオ

さて、カイザリヤにコルネリオという人がいて、イタリヤ隊という部隊の百人隊長であった。 彼は敬虔な人で、全家族とともに神を恐れかしこみ、ユダヤの人々に多くの施しをなし、いつも神に祈りをしていた 使徒の働き 10:1-2
  • カイザリヤ(Caesarea)は当時支配されていたイスラエルの中で政治的に重要なローマの都市の一つであった。25-13 BCの間にヘロデ大王はこの都市を作って、ルカの福音書2:1で住民登録をせよという勅令をしたカイサル・アウグストの名前を基にして、その都市は名付けられた。
  • コルネリオという名前の由来はおそらく、ラテン語の"コルヌ"という角の意味からである。
  • この部隊(ギリシャ語: スペイラspeira)の数は普段400から600人の軍人であった。だが、サポートをする部隊の場合はその数が1000人であった。ここでの部隊はおそらく1000人の部隊である。なぜなら、その時の歴史著述家のヨセフスによるとカイザリヤであった軍人はほぼシリアの出身の軍人だったがこの部隊の名前はイタリヤ隊っていう名前だったので、おそらく、この部隊はイタリヤ出身の軍人であり、サポートをする部隊であり、ボランティアで来て駐屯したローマを代表する核心部隊である可能性が高い。(1)
  • コルネリオは軍人であったが、貧しい人々にお金をシェアして、つまり、神を敬って、神に貸すことと同じような行動だと聖書は言う。"寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主をそしり、貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。(箴言14:31) 寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことだ。主がその善行に報いてくださる。(箴言19:17)"
  • だが、私たちは善行をするとき、人に見せるためにとか、ほめられるためにしないように注意する必要がある。なぜなら、イエス様はこういったからである。"人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません。だから、施しをするときには、人にほめられたくて会堂や通りで施しをする偽善者たちのように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。あなたは、施しをするとき、右の手のしていることを左の手に知られないようにしなさい。あなたの施しが隠れているためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。(マタイの福音書6:1-4)"

参照
1. Biblehub. Pulpit Commentary https://biblehub.com/commentaries/acts/10-1.htm (2018年12月23日にアクセスした時)

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